【要約まとめ】やる気クエスト by岡野純さん〜やる気を出す方法を学べるマンガ〜

【要約まとめ】やる気クエスト by岡野純さん〜やる気を出す方法を学べるマンガ〜

やる気の謎を解き明かすファンタジー漫画「やる気クエスト」の要約を紹介します。

本書は、謎多き「やる気」について、あの「ドラ○エ」っぽいストーリーで解説されている漫画です。モンスターを倒したり、ボスキャラが登場したり、ゲームオーバーを経験しながら、登場人物4人が「やる気」の謎を解き明かしていきます。

全部で42話(6巻)ある「やる気クエスト」を読み終えた頃には、なぜ「やる気」を引き出すのに失敗ばかりしてしまっていたのかを理解することができることでしょう。そしてまた、どうやったら「やる気」を引き出すことができるのか分かるようになっているはずです。

ては早速、「やる気クエスト」 についてお伝えしますね。

やる気クエストとは

「やる気クエスト」は、漫画家と会社員のパラレルワーカー 岡野純さん著、心理学ジャーナリスト 佐々木正悟さん監修によって、描かれた漫画です。Kindle本しかありませんので、読むためには、Amazonを探してみてくださいね。

全部で42話あるストーリーは、まるで「ドラ○エ」のようです。勇者「ジュン」がやる気のない世界へログインし、魔王を倒すべく仲間たちと旅を進めていきます。

▼「やる気クエスト」の登場人物

  • 勇者「ジュン」
  • 戦士「パーライン」
  • 魔法使い「デジ」
  • 武闘家「アージリス」

「やる気クエスト」は、その名から分かる通り、「やる気」の謎を解き明かしていくファンタジーです。

誰もが体験したことがあると思いますが、やる気は、「出でよ!」と願ったところで出てきませんし、やるべきことがあるのに低下する一方ということも起こります。また、同僚や部下に対して、「やる気を出せよ!」といったところで、相手のやる気を引き出すことはできません。

いったい、なぜ「やる気」を出すことができないのかを考えたことはありますか?その理由は、やる気が出ないのには、合理的な理由があるからです。そしてまた、やる気は無限に湧き出てくるものではありませんので、頑張ったところで枯渇することもあるのです。

「では、どうやったら「やる気」を引き出すことができるのか?」この疑問こそが、やる気クエストで描かれているストーリーなのです。

やる気を出す方法

早速、やる気クエストで描かれているやる気を出す方法を紹介しますね。

成果(リターン)を明確にする

やる気は、頑張った結果に得られる成果(リターン)が明確でなければ発揮されません。「目の前の敵を倒す」ためのやる気は、「敵を倒したら、アイテムをゲットできる」という明確な成果(リターン)があることで発揮されます。「ご褒美をあげるから頑張ろう」といって、子どもをやる気にさせるのと似ていますね。

行動を具体化する

何から手を付ければいいか曖昧なときも、やる気は出ません。また、やろうとしていることが壮大なときも同様です。なので、始めようとしていることを具体的にし、さらに細分化することでやる気が出てきてくれます。やる気クエストでは、「5分だけ洞窟に入ってみよう」といって、やる気を引き出すことに成功しています。

緊急事態を見える化する

やる気は、無限に湧いてくるものではないといいましたが、その理由は、緊急事態のためにストックしてあるからです。緊急事態というのは、いつ何が起こるか分からないパニック状態とも言えるので、やる気が緊急事態に転用されているのです。いつもオドオドしている魔法使い「デジ」のようです。

しかし緊急事態でも、今何が起こっているのかを見える化することで、やるべきことが見えてきます。すると同時に、やる気も湧いてくるのです。

承認者を見つける

やる気というのは、必ずしも成果(リターン)が得られない場合であったとしても、発揮されることがあります。それは、やる気を発揮することに「社会的な意義がある」場合です。例えば、やる気を出して頑張ることで、上司から認められたいと思っている場合がそうです。

まず、笑う

やる気クエストの中で、このフレーズが1番のお気に入りです。

楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しくなる
未来を楽しくしたいなら、いま笑うんだ

この言葉は、やる気にも同じことが言えます。やる気が出るから行動できるのではなくて、行動するからやる気が出るということです。だから「まず、笑」って、楽しい未来を描くことが、やる気を出すための最高の秘訣なのです。

やる気クエストを実践してみよう

やる気クエストを読むことで、「やる気」の謎を解き明かすことができました。本書では、やる気を出すために、次の5つが紹介されています。きっと、やる気クエストを読むことで、あなたの日常でも活用できるイメージが湧いてくるはずです。

  • 成果(リターン)を明確にする
  • 行動を具体化する
  • 緊急事態を見える化する
  • 承認者を見つける
  • まず、笑う

そしてまた、やる気クエストのなかで、究極技術アビリティとして、タスクシュート時間術が紹介されています。タスクシュート時間術を使えば、やる気クエストで紹介されている、やる気を出す方法を実践することができるのです。

やる気の謎を解き明かしたい人、やる気を出す方法を試してみたい人は、「やる気クエスト」と「タスクシュート時間術」をチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

ぞの

こんにちは、"ぞの(@z02n05)"です。会社員をしながら、ブログ執筆やPoints of Youコーチング、タスクシュート個人セッションなどの活動をしています。当サイトでは、「人生ネタだらけ」をモットーに、リアルな体験談を記事にしています。仕事が忙しい方や人間関係に悩む方に、よく読んでいただいてます。